マスターズオブシネマ | 伝わる法則

マスターズオブシネマ

大学の授業で、映画プロデューサーの亀山千広氏が来た。

フジテレビで「ロングバケーション」など、数々のヒットドラマを作ったかたで、業界人って感じだった。



学んだ事を3つ。


1、マーケティング

小売のマーケティングは市場のマーケティングである。

しかし、「エンターテイメントのマーケティングは過去の作り手のマーケティング」が重要。

ちなみに、「踊る大捜査線」では「太陽にほえろ」を分析したらしい。

太陽にほえろのいい所、悪い所、視聴率など、調査した上で、「踊る...」ではその特徴的な部分は敢えて排除した。(例えば、仲間をあだ名で呼ぶとか)    


2、記録よりも記憶

クリエイターとして、必要なイマジネーションを育てるためには、記憶として感じることが重要である。

海外旅行に行き、観光地で写真を撮っても、それが鮮明に焼きついていないと意味がない。

記録は記憶の手助けとしてあるべきで、記録がメインにきてはいけない。


3、海外はまず個人。

映像ソフトのマーケットは1位が北米、2位が日本。

金儲けとして日本が海外に進出するには北米しかない。アジアは金が儲からない。

ただ、任天堂のマリナーズ買収は現地で受け入れられなかったが、イチローの活躍は受け入れられたように、企業としてよりも、個人として、進出していくべきである。    

  


フジテレビという一企業の方なので、ビジネスとして映画の考え方が特に参考になった。




この後、友人とお茶して、色々しゃべったが、自分のやりたい事がまた明確になった。

やはり、俺はメッセージを伝えることを仕事にしたいと実感した。

今の内定先でも頑張れるが、もう少し粘って就活を続けようと思った。