ミリオンダラーベイビー
柏松竹に映画「ミリオンダラーベイビー」を見に行った。
今年のアカデミー賞4部門を独占した作品。
この映画は、殺す事も愛する1つの形であると言う。
ボクシングがメインテーマではないが、
パンチがあたる音、倒れるシーン、
全て誇張しすぎで、全くリアリティが感じられなかった。
ボクシングはこの映画の重要な入り口であるにも関わらず、
まるで八百長のスポーツを見ているようで気分が悪かった。
ただ、後半、
ヒラリースワングの体が動かなくなってしまうシーンから
モ・クシュラの本当の意味が明かされる最後のシーンまで、
息もつかせぬ展開で考えさせられた。
この映画も然り、
洋画は最後、死で終わることが多いが、
キリスト教の人にとっての死という感覚は日本人の感覚と違うんだろうか?