メゾン・ド・ヒミコ | 伝わる法則

メゾン・ド・ヒミコ

メゾン・ド・ヒミコ


★★☆☆☆


 メゾン・ド・ヒミコを見に行ってきました。日テレで結構宣伝されていて、しかも池袋では今日が公開初日なのに、空席がたくさんあってびっくりしました。

 この映画はゲイという「マイノリティ」を扱っています。それが、良いか悪いかという低俗な議論を越えたとこで、感情を描いているのが、良かったと思います。愛や欲望がいかに理屈では片付けられないものであるか、少しだけですが、伝わってきました。が、表現の部分では、ミュージカルシーンの意図がいまいちよくわかりませんでした。どちらかと言うと、僕は「ジョゼ~」のほうが好きです。

 

 それと、やはりテレビの役者が映画に出るデメリットが見えてしまいます。オダギリジョーと柴咲コウが寝るシーンでも、柴咲コウは脱がない!とわかってるので、ストーリーが先読みできてしまいます。どうせ途中でやめるんだろ??と。ドキドキもしません。まぁ、でもただでさえ客が少ないのに、あの2人出てなかったら儲かりませんよね。やはり映画会社がスターを育てるしかない気がします。